自分で仏像を彫れるようになるまでの道のりは、こんな感じでした。

最初は、本とかで見るような木彫りの仏像は、全然できないと思っていました。仏像彫刻教室の先生が教えてくれると思って、それでできるかもって考えました。仏像彫刻の趣味は、はっきり言いますと、教室の先生に頼っています。彫り方などの具体的な仏像彫刻の手法は、教室の先生の指導に頼りきっているわけです。

 

教室の先生は仏師です。

 

でも、教室の先生はできるだけ自分で彫ったほうがよいとのアドバイスをしてくださいます。

 

最初のうちは、仏像の左側半分をを先生が彫り、右側半分を自分で彫りなさいという教え方をしてくれます。最初は、教室の先生が縦半分だけ彫ってくれるわけです。

 

慣れてきたら、全部自分で彫るというふうになっていきます。

 

ある程度切り出した木に、仏像教室の先生が、ここを彫っていきなさいというような「線」を木に鉛筆で描いてくれます。設計図・下書きといったイメージですね。

 

↓こういう感じで仏像彫刻教室の先生(仏師)が下書きを描いてくれます。
仏像彫刻の下書き 

 

拡大写真
仏像彫刻の下書き拡大写真 

 

その段階になると、先生から「ここはこういうふうにしなさい」という指導が口頭で行われます。つまり、先生は、なるべく手を出さないようにしてアドバイスだけをするわけです。自分で彫るように指導をしてくれます。こういうふうに教えてもらうことによって、自分の手で仏像を彫ることができるようになっていくわけです。

 

仏像彫刻の本だけだと、彫るときの手加減が分からない。木ですから「彫りなおし」っていうことができません。

 

本で、仏像の写真があっても陰ができたりして、彫り具合の深さなんかが、全然分からない。先生が右側半分だけ彫ったのを見たり、自分で彫っているときの先生からのアドバイスで、「これぐらい彫るんだ」ということが具体的に理解できるわけです。

 

たとえば、仏像の目の、あの伏せた目、伏せ目を表現するのが難しかったです。

 

たとえば、伏せ目を彫刻で、「どう表現するのか」ということが難しい。最初は、眼の位置をうまく彫れなかったり、美しい形の目には彫れませんでした。

 

実際に先生が彫った仏像などを間近で見たほうが、彫り具合とか彫るコツなんかが分かりやすい。

 

でも、間近で見ても仏像の「伏せ目」の表現ができない。実際彫ってみようとすると、うまくは彫れませんでした。

 

どうしたら伏せ目のような表現ができるかというのが写真では分かりませんでした。

 

実物見ても、まだ分からない。

 

いざ、自分で彫ってみたら、分からなかったわけです。

 

そこで、先生がここはこういうふうにすると、こういう目になると指導してくれました。そして、実際自分で彫ってみて、伏せ目に彫ることができました。
伏せ目 

 

仏像の彫り方みたいな本に掲載されている仏像の写真を見ても分からない。

実際の木彫りの仏像を肉眼で見る。先生に仏像の右側半分を彫ってもらう。

先生の指導を受けながら自分で彫ってみる。

 

私の場合は、これで彫り方を理解できました。

 

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