
仏像彫刻の光背の彫り方のコツを知りたい。
という人のために実際に仏像彫刻で自分で光背を彫ってみた私がちょっとしたコツをお教えします。
この記事を読んでいただくと、どのような加減で光背を彫ればいいかが分かりますよ。
私が彫った完成した仏像の光背はこんな感じです。

全体像です。

こういうふうに光背を彫ってみました。
光背を彫るのは、私の感想だと、かなり難しかったです。
変なところを切ってしまったりなどのことがあります。
スムーズに切れるところを探して彫るのが光背を彫るコツ
私が実際に仏像の光背を彫りあげて感じた「光背を彫るコツ」は、
- 切れ味のよい彫刻刀を使う。
- 無理やり彫ろうとしない。
- 木の切れやすい方向を探して、すっとスムーズに切れるところを探して彫る。
この3つですね。
無理して彫ると、ポロッと取れてしまいます。
切れにくいと思えば、切る方向を変えるのがいいでしょう。
切れ味のよい彫刻刀を使うことは大事です。
光背はあまり重くなく軽いのがいいです。
厚すぎず薄すぎずという加減がいいですね。
このあたりの加減はもし仏像彫刻教室に通っているのなら、先生に教えてもらうのがいいでしょう。
上質の材料を用いたほうがいいと思います。
なかでもオススメなのは、木曽のヒノキですね。
木曽のヒノキについては「仏像彫刻教室の月謝はいくら?材料代は?」にて、その良さを紹介しています。
おまけ。

仏像彫刻を始めてみたいけれど、
- 道具や材料をそろえるのが大変そう。
- 仏像彫刻教室に通うことにしても挫折しそう。
という方は、まずは自宅で仏像彫刻を始めるのがオススメです。
彫刻刀も木の材料など仏像彫刻を始めるために必要な物がすべてそろっいて、仏師が彫り方を教えてくれるDVDもついている仏像クラフトキットがあります。
くわしくは、こちらの「【DVDつき】仏像彫刻入門セット~僅か1週間で仏像が彫れる~仏像クラフトキット」の紹介記事をご覧ください。
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