
自宅で仏像彫刻をする場合に、あったほうがいい道具ってあるのかな。
という人のために、仏像彫刻を趣味で始めて今では何体も仏像を完成させている私が、仏像彫刻をする時にあったほうがいい道具を紹介します。
この自宅で仏像彫刻をするときにあったほうがいい道具についての記事を読んでいただくと、よりうまく自分で仏像を彫ることができるようになりますよ。
自宅で仏像彫刻をする場合に、あったほうがいい道具は3つ
- 彫刻刀数本
- 鉛筆トースカン
- ノギス
彫刻刀数本
ハイス鋼(こう)彫刻刀という名称の彫刻刀があります。
この仏像を彫る用の彫刻刀を、最初は数本揃えるところから始めるといいでしょう。
私の場合は、6本でした。
鉛筆トースカン
鉛筆トースカン(とうすかん)というサイズを測る道具があります。
鉛筆トースカン は用意したほうがいいですね。
仏像の頭までの高さを、何寸かなどのことを計る専用の物差しのことをトースカンといいます。
↓こういうのですね。

元になる木を差しの横において、何寸かのとこで線をつけて記しをつけます。
こうすることによって、水平な面がとれます。
こうやって何寸かっていうのを計測して

上の画像で写っている右側にある物差しも、あったほうがいいですね。
仏像の高さなどを、こうやって測るわけです↓

ノギス
あとは計測の道具であったほうがいいのは、ノギス(のぎす)です。
↓これがノギスです。

↓こうして、広げて細かく計測するわけです。

↓袋に入れたノギス

鉛筆トースカン・ノギスといった計測する道具があると良い理由
鉛筆トースカン、ノギスといった計測する道具を用いる理由としては、仏像が左右対象であることが多いからです。
左右対称にするには、水平な面をとるために正確に測る必要がありますよね。
私の通っている仏像彫刻教室の先生は右左対象をノギスなどで計らなくても、ピタっといつも左右対称にできます。
先生のように上級者になると目分量で仏像の測量みたいなことができますね。
仏像彫刻教室の先生ほどの上級者であれば目分量で左右対称に仏像を彫ることができます。
しかし仏像彫刻初心者の方は、鉛筆トースカンやノギスでちゃんと計測して左右対称に彫るようにしたほうが良いですよ。
仏像彫刻を始めてみたいけれど、
- 道具や材料をそろえるのが大変そう。
- 仏像彫刻教室に通うことにしても挫折しそう。
という方は、まずは自宅で仏像彫刻を始めるのがオススメです。
彫刻刀も木の材料など仏像彫刻を始めるために必要な物がすべてそろっいて、仏師が彫り方を教えてくれるDVDもついている仏像クラフトキットがあります。
くわしくは、こちらの「【DVDつき】仏像彫刻入門セット~僅か1週間で仏像が彫れる~仏像クラフトキット」の紹介記事をご覧ください。
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